2014/01/20
私はアップリカ製のベビーカー”エアリア”のユーザーです![]()
アップリカ社製の軽量ベビーカー”エアリア”の販売広告に不当表記があったことをご存知ですか?
通気性がいいことをウリにしていたにも関わらず、実物のシートの通気性はゼロだったそう![]()
昨年末にその旨が発表されたらしいけど、私は最近知りました。→アップリカからのお知らせへ
現在は、2014年1月31日以前にエアリアを購入した人を対象に交換対応がなされています。
5月発売の新機種「フライル」と交換するか、
問題のあったシート部分のみを通気性の良いものに交換するか、どちらか希望する方を選べるとのこと。
特に前者を選べば、使用済みであっても新品と交換してもらえるので、ずいぶん太っ腹な対応に思えます。
だけど、アップリカ。
当初は数千円程度のお詫びの品を消費者に送ることで、事を鎮めようとしていたらしいのです。
今回の交換対応が発表されるまでに、沢山のエアリアユーザーがメーカーに対して声をあげ、
この結果を勝ち取ってくれました。
みんな大切な赤ちゃんを思って真剣にベビーカーを選び、決して価格の安くないエアリアを購入したのです。
シートに通気性が全く無いと知って、それでもなお使い続けるなんてできないですよ。
アップリカさん、母親を馬鹿にしてはダメだよ。子供のためならなんでもできるんです![]()
さて、交換対象のフライルですが(以下参照)
製品名:フライル(FLYLE)
本体価格:\40,000
重量:5.0kg
使用期間:生後 1 カ月~36 カ月
色柄(デザイン):全 4 色
主な特長:53cm のハイシート、シートには通気性の高いクッション材を採用
エアリアと価格は同じで、重さが200g重くなっているようです。
アップリカに問い合わせてみたら、シートを取り外して洗濯できるように改良されており、
それが理由で重くなったとのこと。
その他のスペックは、ほぼエアリアと同じに見えます。
この新発売の「フライル」限定でエアリアとの交換を受け付けており、他の製品は選べません。
ちなみにアップリカ製ベビーカーの発売順は、
①エアリア ②エアリアラクーナ ③フライルです。
普通に考えて、後継機種は前作よりいいものだと思いがちですが、
エアリアの次に発売された「エアリアラクーナ」が交換対象外なことから想像するに、
「フライル」は”エアリアラクーナを改良したのではなく、あくまでもエアリアの交換専用に発売された”
といっても過言ではなさそうです![]()
なんだか手抜きっぽさを感じるのは私だけでしょうか・・・
それにこのフライル、デザインが微妙なんですよね![]()
他のアップリカ製品ってお洒落なものが多いけど、
なんでフライルだけこうなったの?!
グリーンもエアリアの方が可愛いし、レッドもエアリアの方がクールだし、
無難なブラックや人気のパープルが無くなったのは摩訶不思議。
ちょっと邪推していいですか?
エアリア交換対象者の子供って、もう1歳前後になる計算でしょうか。うちは現在7ヶ月です。
すでに子供は歩くほどに成長していたり、新しい軽量バギーを購入してメインで使っていたりという時期。
新品フライルを送ってもらったはいいが、使用する機会がないという家庭も多いのでは?
ならば「新品のフライルをもらってオークションで売ってしまおう・・・」
そんな風に考える人も少なくないに違いありません。きっと。
一方アップリカにしてみれば、イチオシ商品を交換対象にしてしまうと、
転売により商品価値が下がってしまいかねません。
つまるところ「エアリアユーザーから流れた物をオークションで安く買おう」と考える人が増え、
アップリカの”イチオシ商品”が店頭価格で売れなるってことです。
だからこそ、あえて見劣りするデザインで、目新しい改善点もないフライルを、
あえて商品化したのではなかろうか。
唯一のシートの変更も、今回の問題のイメージを払拭するためなのでは![]()
あ、今現在のマタニティーさんで、ベビーカーのデザインなんでもいいよ?!って方は、
フライルのオークション待ちをしてみたらいかがでしょうか。
基本的なスペックをエアリアから引き継いでいるので、
エアリア事件前の評判の良さから考えても、商品としては極めて優秀です。
ハイシートでタイヤも大きめで軽くて操作もしやすいです。
私もエアリアとても気に入っていました。西松屋なんかにある廉価版のベビーカーとは一味違います。
それがオークションで格安で手に入るとすればラッキーだと思います![]()
そして悲しいことにエアリアに思い入れがあった人ほど、アップリカの対応に辟易して
もう手放したいって思ってるんじゃないかな。
実は私もその一人。
売るなら何色かなぁ。なんて、迷っている腹黒なワタシ。
