"お出かけ大好きママ" の子育て日記

二人目出産③ -スピード出産?!-

time 2015/11/10

15時45分頃、モニターチェックと抗生剤の点滴をすると呼び出しがかかり、
夫と共に診察室へ向かった。
内診の結果、子宮口は4、5センチ開いているとのこと。
陣痛間隔は5、6分だった。

私:「夜には産まれますかねえ?」
助産師:「夜までかかるかな。旦那さん何時までいるの?」
私:「18時です」
助産師:「微妙だなあ。18時には産まれないかもなぁ。」

そんな会話をしつつ、モニターと点滴を付け、タイマーをかけると、
助産師さんはどこかへ行ってしまった。
一人でベッドに横になっていると、陣痛の波を印字するモニターがどうしても目に入る。
視覚的にも痛さが実感され、辛さ倍増だなと思った。
そしてすぐに痛みは限界になり、痛みを耐え切れず「うー」と声が漏れる。

その声を聴きつけ助産師さんがやってきて、もう一度内診された。
すると、、、
「えー?!もう産まれる産まれる!まだイキまないで!!!」
と急に慌てはじめ、
「今なら移動できるよね?」と、陣痛の合間に分娩台に移動させられた。

ちなみに、かなりの痛みではあったけど、
私としてはこの痛さを夜まで我慢する覚悟ができていたので、
「え?もう??」ってちょっと拍子抜け。
「待合室に夫がいるので、部屋から水を持ってくるように頼んで貰えますか?」
と助産師さんに丁寧に頼めるくらい私は冷静だった。
後から知ったけど、状況は夫を呼ぶだけでも精一杯だったそうで、
水なし手ぶらの夫だけがやってきた。
正直夫より水を欲していた私は、
結局最後まで水にありつけず「水、水」とうわ言のように言い続ける羽目に。

そこに看護師さんが助っ人にやってきた。
「産まれるっていっても、もうしばらくかかるんでしょ?」
とのん気に聞いてたが、助産師さんはバタバタと準備しながら
「いやいや、頭がもうそこまできてる!!」
と叫んでいる。

そんな中、どうやら自分は手術室にいるらしいと気づいた。
察するに、帝王切開という訳ではなく、単に他の分娩台がすべて埋まってしまっている模様。
出産ラーッシュ☆

手術用の分娩台だから、いきむ時に手で引っ張って力を込めるバーがない。
今にも腹から出そうなのに、バーがない!戸惑う私。
今にも産まれそうなのにどうやって産めばいいのか分からない!!!

助産師さんに言われるがままに、「ふぅーーーーーうううううっっ」と息を吐くと、
その息の最後には、いきみを抑えられず腹に自然と力が入る。
行き場のない「手」については、
「パパの手を握ってて」と看護師さんに言われたが、
そんな感動的な演出をする余裕もなく、胸かお腹のあたりに添えておいた。

そんな感じで「うまいうまい」と褒められたので、
何が正解なのかよく分からないまま同じことを繰り返す。
結局思いっきりいきんだ感覚はないまま4~5回の陣痛を経て生まれた!

時間は16時50分。本陣痛から1時間50分。
怒涛のスピード出産だった。


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

down

コメントする




ベビー・マタニティ用品

“お出かけ大好きママ” のプロフィール

産前からお出かけ大好き。娘2人をつれてちょくちょく外出しています。 ビンボー共働きだけど、節約しながら明るく元気なワーキングマザーを目指し、育児奮闘の日々を綴ります。 ●生年月日● 1980年8月17日 ●居住地● 埼玉県蕨市・・・日本一人口密度の高い市に住んでます ●趣味● 旅行。国内海外問わず。ピアノも弾けます ●自己紹介● 2013年に第一子を出産し、子育て奮闘中